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「テキトーにやっときました!」
出会いは衝撃的でした。九州大学には「子どもプロジェクト」なるものがあり、社会人4年生の私がその研究室に初めてお邪魔した時のこと。仕事の進捗を確認するテクニカルの問いにハツラツとそう答えたのが、当時大学生のまいまいでした。
心の中で「テキトーじゃダメじゃん!」と目を見開いた私に気づいてか気づかずか「テキトーってことはテキセツってことですよ~」と歌うように言い残して、また書庫へと消えていったのでした。
彼女はとにかく現場対応力がすごい。個々の想いや立場や状況をしっかりと加味しながらの「テキトーでテキセツ」な瞬時の判断とヒネリの利いた切り返し、絶妙な塩梅の指示。
20年近く経った今、いろんな重荷もさくっと担ぎ、ホーホゥの姉さまとして日夜軽やかに飛び回っています。
(推薦文:山下麻里|ワークショップユニットnina nino)