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【2025年】那珂川どんたく開催レポート!

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みなさん、こんにちは!TANSu編集長の三宅です。

2025年5月6日。

那珂川初夏の風物詩「那珂川どんたく」が開催されました。

今年は生憎の雨模様のため屋外での出店は中止となってしまいましたが、2階PARK FLOORでダンス|BMX|吹奏楽|相撲甚句|ライブペイントなどのステージプログラムが行われました!

那珂川の初夏の風物詩!那珂川どんたく

「笑顔と文化でまちづくり」を目的とした那珂川どんたくは毎年ゴールデンウィーク最終日に博多南駅前公園で開催しています。

食べ物や飲み物、ハンドメイド雑貨のお店にステージプログラムなど盛り沢山。

ダンスや飲食店だけではなく企業のPRブースもあり、博多南駅前イベント実行委員会が主催しています。

どのパフォーマンスにも強い「熱」がこもっていてとても惹きつけられました💃🏻✨

舞台やステージではなく、レンタルスペースで開催されることで演者と客席の境界があいまいで場の一体感が強かった気がします。

あれだけ熱いダンスやパフォーマンスを披露されると自然と体を動かしたくなるんじゃないでしょうか?

それは最後のひょっとこ踊りでレンタルスペース全体が盆踊り会場のようになったことにもつながっている気がしました😊

発表だけで終わらせない交流の場を作る

今では那珂川市で夏の風物詩として定着している「那珂川どんたく」ですが、元々どんな経緯で始まったのでしょうか?👀

「那珂川どんたく」に関わるHさんにもお話をお聞きしました。

博多南駅前イベント実行委員 Hさん

地域活動のコツは、常日頃から自らが現場に足を運び「現場を見る」「現場の声を聴く」という徹底した「現場主義」にあると思います。

自らが見聞きした現場の声と想いを形にして、那珂川市のさらなる活性化に貢献したいと思っています。

「那珂川を芸どころとするために発表の場を創ろう!」

「那珂川どんたくがはじまる前は、ミリカローデンで5月の集まりとして文化協会さんがイベントをしていました。」

「そこから博多南駅にもう1ステージ作って「博多どんたく」のようにハローデイの駐車場辺りを練り歩いてはどうか?という【那珂川どんたく】の元となる企画が生まれたんです。」

Hさんは「那珂川どんたく」は発表だけで終わるのではなく、その中で交流が起き、波及させていかないといけないと思っているそうです。

「当時はなかった街中で披露する場として広く知れ渡らせ、那珂川の祭りとして定着するように続けてきました。」

と話を続けられました。

Hさんにお話しをお聞きしている中で

「全部成功しなくても良い。失敗しても良いと。そのためにステージがあるんです」

という言葉がとても印象に残りました。

たしかに「発表会」で披露することはあるかもしれません。
だけど日々練習してても発表会以外で街中や駅前で披露するステージがない…

そう感じてる人は多いのかもしれません。

ステージに立って手が震えるような緊張を何度体験したか?

どれだけ緊張するかによって芸は磨かれていくから、ステージに立つ回数は多いほど良いし、ステージの規模は大きいほど良いそうです。

「そうした体験や交流をここでするからこそ那珂川がふるさとと感じてもらえるんです」と話されていました😊

人が集まれる場所

自分は那珂川出身というわけではないのですが、那珂川という場所がとても気にっています。

今まで住んだ町の中で一番好きかもしれません。

それはここ「ナカイチ(博多南駅前ビル)」の存在が大きい気がしています。

これまで様々な町に住んできましたが、こうした「駅前の玄関口に人が集まれる町」は那珂川以外にはありませんでした。

駅前広場で夏祭りをしたり、駅のコンコースに色んなお店が入ってる所は沢山あると思うのですが、祭りが終わればそこは電車に乗り降りするだけの場所に戻り、ドラッグストアやスーパーで買い物をし、マクドナルドやスターバックスでちょっとお茶して帰るような感じではないでしょうか?

ナカイチにはカフェるるんがあり、レンタルスペースがあり、シェアオフィスがあります。

(マクドナルドやスタバも大好きなのでチェーン店を悪く言うわけではないのですが💦)そのお店独自のカラーが色濃く出る地元のお店の方がその町の特徴を強く表している気がするんです。

2階レンタルスペースは今回ダンスを披露してくれたダンスチームなど様々な方が集まってきますし、シェアオフィスにも常に人が滞留しています。

この「集まること」「とどまること」という行動に繋がる「場」がとても重要な気がしています。

「文化」を大切にしている人たちが暮らす町

那珂川は本当に面白い町なので、もっと注目してほしいような注目されてほしくたくないような不思議な気持ちです。

きっとこの町の面白さはテレビやニュースで話題として取り上げられるような類ではなく、何気ない日常の中で感じることなのかもしれません。

ここで暮らす人たちがこの町の生活を気に入っていて、誰かにアピールするためではなく自分たちで楽しんでいる。

そんな感覚がするんです。

実行委員会の方々の表情や関わり方を見ていても「町おこし」「地域の行事」という言葉から連想するものと違った雰囲気がしました。

  • 友達がダンスの発表に出るから見に来てと誘われた
  • 知り合いのお店がインスタで駅前のイベントに出店するって投稿してた
  • 特に用はないけど駅前でなんかやるらしいから来た

訪れる理由はなんでも良いと思います。

ここに暮らし、ここでの日々を自分たちの手で面白くしよう。

そういう風にしていけば人生は少しだけ豊かになる気がしました。

歌うこと、踊ること、絵を描くこと、食事をすること、人と関わること

そういうことを大切にしている人たちが暮らしています。

「那珂川どんたく」や「博多南夏祭り」は那珂川らしい雰囲気を感じやすいイベントだと思いますので、まだ行ったことがないという方は来年ぜひ遊びにきてくださいね😊

writer

チーム「TANSu」編集長:三宅 敦

2025.08.06

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